今回のブログでは、速読の種類と読解力アップのための方法についてご紹介します。
速読は、テストを受けるときや学校で読むときなど、様々な場面で役立つスキルです。
速読の方法には様々なものがありますが、このブログ記事では代表的な方法をご紹介します。
また、速読の利点や読解力の向上にどのように活用できるのかについてもご紹介します。
速読の習得方法:速読の種類と読解力アップのための方法
通常の読書と速読の違いとは?
通常の読書と速読の大きな違いの1つは、1つの単語に費やす時間の長さです。
速読の場合、全体としてより多くの単語を読むために、1つの単語に費やす時間を短くする必要があります。これは、ページをスキャンして重要な単語やフレーズを探すことで実現できます。
通常の読書と速読のもうひとつの違いは、1文にかける時間の長さです。
速読では、より多くの文章を読むために、1つの文章にかける時間を短くする必要があります。これは、単語をチャンク(かたまり)にまとめることで実現できます。
速読を学ぶ前に目標を設定する
速読を学ぶ際の最初のステップの1つは、自分自身の目標を設定することです。
どれくらいの速さで読めるようになりたいかを考え、練習を始めましょう。
一般的には、1冊の文庫本で2~4時間と言われていますが、速読を学んだあとには30分前後で読めることになります。
引用:一般社団法人日本速脳速読協会(https://www.sokunousokudoku.net/online-shop/biz/)
趣味で本を読みたいならば、理解度はそのままで、今までより5倍の本を読めることになります。
資格習得に使うなら、学習時にも役立ちますし、試験の時にも他の受験者よりも有利に進めることができます。
速読のテクニックには様々なものがあるので、自分に合ったものを見つけることが大切です。
自分に合った速読法が見つかったら、粘り強く練習を続けてください。
自分でできる簡単な速読トレーニング
読書速度を向上させるために、自分でできる速読トレーニングはいろいろあります。
指や新聞を使った眼筋トレーニング
速読を上達させる方法のひとつに、目の筋肉を鍛えるというものがあります。
目の前に指を立てて、前後に動かすという運動があります。指を動かしながら、その指を目で追うようにします。また、目を左右に動かしながら新聞を読むのもよいでしょう。これは目の筋肉を鍛え、読書スピードを向上させるのに役立ちます。
文章を読みながら時間を計る
これは、文章を読みながら時間を計るというものです。読み終えたら、自分がどれくらいのスピードで読めたのか、タイムを確認します。
タイム計測をすることで、自分の読む速度が分かりますので、目標に対する真直度を確認することができます。
1つの文章を何度も読む
この方法は、1つの文章を何度も読むことで、スピードと理解力を結び付けるトレーニングになります。
1回目は、スピード重視で読みます。2回目は、理解することに集中する。
そうすることで、スピードと理解のバランスをとることができます。
速読トレーニングプログラムを利用する
昔は、速読の本を読んで、自分で習得する必要がありました。
しかし今では、速読を習得するためのプログラムが提供されています。
動画では実際のトレーニングの様子が見られます。色々なトレーニングの方法があることがお分かりになると思います。
動画提供元: 【速読解Biz】
速読の習得方法:速読の種類と読解力アップのための方法 まとめ
元北海道大学大学院医学研究科・医学部教授である澤口 俊之先生は、速読によってもたらされる影響を次のように語られています。
速読によって様々な脳機能が向上
速読によって色々な脳機能を向上させることができます。まず、視野が広くなり、眼の動きがスムーズになります。これに伴って「注意の視野」が広がります。
注意の視野が広がれば、スポーツやクルマの運転が上手くなりますし、危険回避能力も高まります。
もっと注目すべきなのは、ワーキングメモリの速度が上がる、という点です。ワーキングメモリは思考や推論、計画、決断などの多様な高次脳機能の最重要な基礎です。このワーキングメモリが速くなることで、思考や決断も速くなり得ます。速読中の脳の活動をみても、注意やワーキングメモリに深く関わる前頭前野が左右共にとても活性化します。引用:一般社団法人日本速脳速読協会(https://www.sokunousokudoku.net/online-shop/biz/)
これまでの1/5の時間で本が読めて、1/5の時間で資格学習ができるとしたら、仕事にも副業にも十分に生かすことが出来るはずです。
読む速度だけではなく、様々な能力が向上するということなら、一生もののスキルになりますね。