WordPressで記事更新後、500エラーが出て焦った経験はありませんか?今回は、その解決過程を分かりやすくまとめました。
記事更新後、500エラーが発生。元のリビジョンに戻しても解消せず、しかもスマホだと問題なし。そこで、過去の事例と独自の試行錯誤で調査。
一般的な原因としてサーバーのディスク容量問題や特定のプラグイン、PCの再起動等が挙げられますが、これらが該当せず。最終的に、「Easy Table of Contents」というプラグインが原因であることを突き止めました。
このプラグインを無効にするとエラーが解消。しかし、目次なしの選択肢は取れません。そこで、3週間前にリリースされた最新版から古いバージョンに戻してみると、驚くことに500エラーは発生しなくなりました。
総じて、WordPressの500エラー解決は「試行錯誤」が鍵。原因は多岐にわたりますが、プラグインのバージョン問題も視野に入れることが重要です。同じ問題に直面した際には、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
500 internal server errorの解決方法。あのプラグインが原因だった!
WordPressの記事更新後に500エラーが発生しました。原因究明から解決までの過程をここで共有します。
初めての500エラー:問題の発見
記事を更新した後、ページを確認してみると500エラーが表示されました。これが事の発端です。
元のリビジョンに戻しても状況は改善せず、困惑が増しました。
しかし、面白いことに、スマートフォンでは問題なく記事が表示されていました。
500エラーの調査:原因探し
事例を探すために、500エラーに関する記事を検索しました。過去には、バックアップソフトにより、バックアップデータがサーバーのディスクを圧迫し、「全ての記事が500エラー」を引き起こす事例がありました。
しかし、今回の状況は1つの記事だけで発生したもので、一致しませんでした。
以下の方法も試みましたが、解決には至りませんでした:
- 更新した内容が問題だと判断し、元のリビジョンに戻す
- 問題のある
pz_linkcard
を無効化 - PCの再起動
- サーバーログに表示されていたindex.phpを更新
サーバーログではFastCGIのエラー「mod_fcgid: error reading data from FastCGI server」といったものが見つかりましたが、原因は不明でした。
500エラーの解決:プラグイン問題の発見
ここで、ダメ元で試してみたことが一つあります。
それは、プラグインを無効にすることでした。
今回はFTPソフトを使って、「/xxx.com/public_html/wp/wp-content/」にある「plugins」の名前を「plugins__」といった名前に変更しました。
(XSERVERでは、「ファイルマネージャ」で、ブラウザ上で操作することもできます)。
これで全てのプラグインが無効になるのですが、変更後に記事を再読み込みすると、驚くことに500エラーが解消されました!
確認のために、フォルダ名を戻すとエラーが再発!!
これにより、プラグインが原因であることが確信できました。
500エラーの原因はあの目次生成プラグインだった
「Easy Table of Contents」が原因だった!
次に、1つ1つプラグインを無効化・有効化していくと、「Easy Table of Contents」を無効化したときに、500エラーが解消されました。
ねんのため、再度有効化すると、500エラーが再発しました。
これにより、「Easy Table of Contents」が500エラーの原因であることが判明しました。
プラグインバージョンのダウングレードで解消!
「Easy Table of Contents」が原因と分って安心しました。
しかし、目次をなくすわけにはいきません。
「何か情報がないかな・・・」とプラグインのページを調べてみると、エラーの事例は存在しました。しかし、解決例は見当たりませんでした。
Easy Table of Contents
の設定を変えてみてもうまくいきませんでした。
「今のバージョンは3週間前にリリースされた最新版だから、今日エラーになるはずはない。」のですが、それでももしかしたら・・・という思いから、古いバージョンに戻してみると、500エラーが発生しなくなりました。
2024/2/5 以下のバージョン(2.0.47.1)だと発生していません。
古いバージョンを利用するために、「WP Rollback」というプラグインを利用しました。このプラグインを使うと、既に導入されているプラグインのバージョンを古いものにすることが可能となります(利用の際にはバックアップをおすすめします。)
ブログカードでエラー発生
2024年2月。上のバージョンにあるにもかかわらず、ある記事が応答なしで表示されないことが発覚しました。
調査の結果、「旧エディタのAffingerブログカード」が影響していることがわかりました。
具体的には以下の記述部分となります。
この記述を削除したところ、無事に記事が表示されるようになりました。
WordPress更新で1記事だけ500エラーは目次プラグインが原因だった!まとめ
WordPressの更新による突発的な500エラーは、混乱と困惑を引き起こします。
しかし、試行錯誤と調査により、最終的にはプラグインのバージョン問題が原因であることが明らかになりました。
この記事が、同じような問題に直面した方の一助となれば幸いです。